企業別の支援事例
現場の課題解決を目指す。
年間計画で健康経営®課題の朝食欠食改善をサポート
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東京地下鉄株式会社(年間を通じた伴走支援事例)
- 鉄道
2019年10月にオフィスおかんを導入された東京地下鉄株式会社様(以下、東京メトロ様)。
導入当初の置き型社食®サービスの社内認知拡大、安定した運用・利用促進の支援に加えて、現在は健康経営の推進で注力されている食の健康課題へのサポートも強化しています。
本記事では、継続的に行っている情報発信や施策イベント事例についてご紹介します。
【オフィスおかん導入背景】
- 東京メトログループの「東京メトログループ健康宣言」では、日々の業務を着実に実施するためには健康であることが大前提であり、未来の体を作るのは毎日食べる食事と考えられています。
- このような考え方の元、宿泊勤務をする現業の社員向けの「健康や栄養バランスに配慮した美味しい食事の提供(食事補助)」として導入されました。
【お客様情報】従業員数:10,843名(内、現業社員数:8,499名)※2025年11月1日現在
導入初期は、社内の認知促進と利用促進を多方面よりサポート
オフィスおかんは約200の職場で導入されています。
導入初期は、オフィスおかんの認知とバランスのよい食事の活用促進を目的に、2019年より東京メトロ様専用の冊子「おせっかいだより」を定期発行し各職場へ配布していました。
また、日頃よりご利用いただく現業社員の皆様の働く環境や仕事状況を把握し、率直なご意見(生の声)を収集するため、継続的に各職場へ訪問させていただきました。
以降、徐々に置き型社食として社内認知も拡大し、安定した運用の定着とともに利用数も増加しています。
食の健康経営課題として掲げている「朝食欠食改善」に対して、食の観点から継続的に情報発信を実施
朝食や食育をテーマにした販促物を毎月作成し、各職場の自販機または冷蔵庫に掲出。
また、社員ひとりひとりに情報を届けるツールとして、東京メトロ様専用LINEアカウントを運用・コラム配信を行っています。
【月間チラシ:職場掲出】
- 目的
朝食喫食の具体的なアクションや健康情報の興味関心喚起
- 内容
月のメニューラインナップの中から朝食向け商品を取り上げて紹介するなど、朝食喫食を促す内容や、食育情報などを発信


【月次健康コラム:LINE配信】
- 目的
隙間時間でも情報がインプットできる「読む」コンテンツの提供 - 内容
月間チラシ掲載惣菜(食材)などと連動した栄養情報や、食事バランスや季節に合わせたライフスタイルにまつわる情報の発信

東京メトログループで実施している運動イベントに協賛
東京メトロ様では、社員同士の親交を深めることや健康増進・ヘルスリテラシーを目的に、職場対抗の駅伝大会を毎年開催されています。
OKANはその取り組みに賛同し、上位入賞チームへの副賞協賛に加え、大会当日はオフィスおかんスタッフで駅伝応援企画を実施しています。
現業社員の利用満足度、健康や朝食にまつわる意識について調査・分析
日々の利用状況や満足度、またご要望などを把握するために、年に1回アンケートを実施。
オフィスおかんに関する内容だけでなく、朝食の喫食状況や健康への関心なども経年で把握・分析を行い、サービス運用の反映や次年度の企画アイデアの参考にしています。
実際に、朝食の喫食結果やご意見から特に「手軽に短時間で喫食できる商品」への高いニーズがあることがわかり、商品ラインナップ拡充にもつながりました。
また、導入5周年の際には日頃のご愛顧還元として、回答者向けのプレゼント抽選企画を実施し、現業社員の皆様に楽しんでいただけるような企画も展開しています。
アンケートの結果は、OKAN社内での活用だけでなく、運用担当者様はもちろん、東京メトロ様の保健師向けにも報告会を実施し、意見交換会も行っています。
—— 次回は、伴走支援のキーパーソンである労務担当者様のインタビュー記事を公開いたします。お楽しみに。
※「健康経営®」は、NPO法人健康経営研究会の登録商標です。
※「置き型社食®」は、株式会社OKANの登録商標です。
